雨音 |
匿名
文面を読んでその場面がとても想像しやすかったし、中身もよかった。 |
盧溝橋 |
えり
作品感想にも書きましたが、ものすごく好きな作品でしたので、1票。 |
夕方のコロン |
匿名
個人的に好きな話でした。どんな大人にも素敵な青い時代があったのだなぁと思った作品でした。 |
真夜中の恋人たち |
匿名
自分の知らない世界を書かれていたのもあってとても新鮮でした。作者は懐の広い人だと思いました。真夜中だけの恋人達が普通の恋人達になる話は暖かかったです。 |
閃光花火 |
T-Ben
小学生の幼い恋心がよかった。ラストは泣けた。 |
匿名
後三日の命だと言うのは少しありがちかなと思いましたけど、最後の場面で、が感動と悲しくなりました。 |
まう 「閃光」が作者の勘違いで使用したにしろ、変換ミスにしろそれはどうでもいいような気がしてしまう程、マセガキ主人公が頑張っている姿が気に入りました。
今度はこの主人公がちょっと大人になって、新しい恋に出逢う姿を見てみたいですね。そんな思いを残したステキな作品だった思います。 |
匿名 閃光のように短い一生だった女の子。閃光と線香を掛けているのかと思ったのですが、間違いだったのですね。次回は同じ失敗をしないようにしてくださいね。(余計なお世話でしょうが)
最後の一文が言い様の悲哀をたたえていて切なかったです |
匿名
設定にやや難アリ、けれど線香花火が消え去った後のペーソスに満ちた空気を描く、というのは悪くないことだ。 |
流月 一番の理由は舞台設定が好きなタイプのものだったと言うこと
そして次の理由が役者が子供であったと言うこと
子供と言うものは余り死と言うものを理解できないのが普通で(自分だけかもしれないが)
その死が目の前にあるといわれたときの喪失感が上手く表現できていると思った
ただ小学生としては行き過ぎな感も多少あったとは思う
最後の『悲しい香り』と線香花火が上手く噛み合っていて想像するにも非常に分かりやすかったと思う |
魔法の消しゴム |
たける ありそうで恐いリアルな殺人の手口。
また、魔法の消しゴムの効果による話の展開は面白かった。
テーマの”香”を消化しきれていないところが残念なところ。 |
みぃしゃ
意外な結末に、してやられたという感じでした。 |
やみさき
一人称「俺」の無垢な前半から「わたし」の語る陰惨な後半への乗り移りで、びっくりするようなどんでん返しが待っているとは。まったく意表をつかれました。 |
匿名
視点の切り替え方がすごくうまい。上手な書き手だと思う。文句のつけようがない。 |
匿名
おもしろかったです。ラスト、本当に男が狂っていたのか、謎が残るところが、印象に残りました。 |
ひじりあや
サイコホラーになるんでしょうね。今回、ホラーが多かった中で一番抜きんでている作品だったと思う。 |
匿名 ほのぼのした前半と、後半の陰惨さの落差がよかった。
伏線(らしきもの)にも「香」が使われていたことなど、巧さも感じた。 |
小早川京司
主人公のポケットから消しゴムが落ちてきたというのは強引だし、どうして内田萌ちゃんの母親が主人公の連絡先を知っているの、という疑問が引っかかるけど、殺人事件に発展するところに、ひねりが効いているなと感じました。宮崎勤の事件を引用してるのかな? |
しお
前半全てを使った”振り”を見事に後半で生かせたと思います。やはり短編は”落ち”だと実感させて頂きました。 |
KOZY 作品としての完成度が、高いと思いました。
視点を変更した構成もうまく機能していますし、タイトルと内容とオチが合致していました。
いや、脱帽です。 えい、もう1票入れちゃえ。
同一作に2票入れるのは、FC始まって初めてです。 |
まあぷる
着想の良さとトリッキーな展開が読ませます。消しゴムという小道具の使い方もいいですね。 |
匿名 後半の展開で驚かされました。
まさかラストがあんな風になるとは…予想もできませんでした。 |
匿名
男の壊れた優しさが興味深かったです。構成にも驚きました。 |
春都
これは外せない。 |
アキラ
文章の巧さが、ストーリーの妙を引き立ててました。ネタが明かされる後半は、怖いながらも、心地よくもありました。 |
白野田真知
完成度の高い作品でした。 |
匿名
レベル高いです。 |
せりか
何だか中途半端で、是非続きが読みたいな。 |
傾き者(かぶきもの) |
トキオ
時代物の傑作です。キレのあるうまさです。よかった。 |
匿名
最初からぐいぐいと読ませる勢いがあった。残念なのは、ショートショートではなく、もっと長い小説だったら、速水清十郎のキャラクターの生き生きとした部分やその反対の暗い部分がもっとたくさん読めたのにと思う。 |
迷路管理者
特にひねりのないストーリーですが、雰囲気が良かったです。 |
匿名
テンポ良く読めました。娯楽エンターテイメントという感じでしょうか。 |
まあぷる
すらりと読めて、気持ちのいい時代劇でした。もっと書き込んだものを読んでみたいです。 |
匿名
隆慶一郎の作品の印象がどうしても拭いきれませんでしたが、悪くも無かったので |
香りの記憶 |
たける Aグループ中、最も効果的に”香”を使った作品と感じた。
最後の最後でお互いの存在に気付く場面、そして、以前と変わらないように「おやすみなさい」というラストはとても切なかった。 |
匿名
背景がよくわからなかったですが、雰囲気が良いです。アクションのリズムがよかったです。 |
匿名
世界観があってとてもリアルに思えました。こんな悲しい結末があるんだと思いました。 |
匿名
お話の雰囲気がとても好きでした。ラストの終わり方も好きです。 |
幻想パズル |
匿名 題名と良くあった内容が良かったです。不思議な気持ちになりました。
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春都 このセンスを大事にしてほしいので。
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夏の蝶 |
やみさき
題名がちょっと違うかなって惜しい感じ。不倫してる塾の講師とそれを諫める生徒という関係は、とても面白いんですけど。それと、石鹸の匂いはちょっと古いかも。それでも読後に残る爽快感を買って、一票。 |
桂月 椋
キチンとした構成に印象に残る言葉があって、どれをとっても巧い作品だと思う。香のテーマにもあっていて、良かった。 |
迷路管理者
切ない雰囲気が気に入りました。 |
しづむ ノスタルジックな雰囲気が好きです。
こういう頃、自分にもあったなあ、と。 |
小早川京司 すれてなさそうですれてる女性、そういう女性好きです。そういった雰囲気がちゃんと描写されていていますし、二人のやり取りがコミカルで好きです。
でも、「セリフ」地の文「セリフ」という大江健三郎のスタイルなら分かるけれど、セリフと同じ行に地の文を書くのはどうかなと思う。 |
COCO
主人公の心情がよく出ていたと思います。 |
匿名
良かったです。としか言えない。ごめんなさい。 |
ブルーマウンテン〜思いは香りのように〜 |
たける Aグループ中、最も内容にまとまりがあり素晴らしいと思った。
>思いはこのコーヒーの香りのようなもの。
この一言に物語の全てが集約されている。
また、久しく聴いていなかった”愛情”という言葉。主人公と共に再認識させられた。 |
時久悠乃 このタイトルはどうかな?とは思いましたが、生々しくも読めるこういう作品は好きです。
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匿名 作者はおそらく女の人なのでは?自分にはなさげな繊細さが感じられます。暖かみのある話で、自分としては意外なジャンルの1票ですが、いいですね。
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流月 以前にショックで人の顔が見えなくなると言う内容のテレビ番組がやっていたが、
それとは随分と内容が違うのだなとそう思った
比較対象があるというのは見易くもあり、見難くもあった
実家での主人公の推測や、言動の変化も変わって行くのが上手いなあと思った
最初は疑いや拒絶の色が強かったのにも拘わらず、次第に溶け込んでいく様子は本当にすんなり受け入れられた
肉親であるが故にすぐに馴染んでしまうところを、敢えて拒絶の意思を織り込むことで
主人公の精神状態の変化がハッキリと見て取れた
文末の十数行での変化がこの話の中での最高の見せ場に思えるのだが、
母の言葉を使わずにコーヒーとクッキーでの描写が非常に印象付いて良かった |
林檎の香り |
Cool RAM 構成も文章も上手で
無理なく楽しめました。 |
えり
かわいらしい話で、ほのぼのさせてもらえたので。 |
残り香 |
匿名
今少し改善の余地もあるかなとは思うけれど、構成が印象的だった。 |
オジィネルワイゼン |
さゆり
暗めのお話が多い中で、この作品は別格でした。面白かったです。二人のお爺さんのキャラクターも良かった。翻弄される男の子が可愛かった。 |
桂月 椋 なんだかよく分からないが面白い作品だった。
ギャースという叫び声と、パロディが一緒になり、後半は馬鹿馬鹿しさが際立っていた。現実感が剥離する様が実に気持ちよかった。構成力、文章力ともに素晴らしい。 |
横丁当番 笑いのツボに入ってしまいました。
大好きな作品です。 |
あやこ 面白かった。
2人のお爺さんのキャラがあったかくて、ほのぼのしました。 |
ひじりあや
上手くできているコメディだと思う。笑いました |
のぼりん
ストーリーの独創性に |
直徒花
最初はなんだこりゃと思ったが、何度か読み返すうちに笑いの渦に引っ張り込まれ、出られなくなった。良作。 |
匿名
笑わせてもらいました。 |
まう
疑問があるにしろ、方向転換に違和感があるにしろ、「香」のテーマに関してはちょっと遠いかなと印象が残ったのですが、この際、細かいこだわりは捨てることにしました。面白いものは面白いんだから、素直に一票。 |
匿名
展開とセリフのかけあいの、音楽的リズム感が、自分と感性があっていて、読んでいて楽しかったので。終わり方もいい感じでした。 |
匿名
お話の壊し方、おじいちゃんの意地の張り合い。とても面白かったです。 |
匿名 ブラックユーモア…なのでしょうか。
お通夜での会話のシーンは面白かったです。 |
匿名
笑わせてくれたのはこれだけでした。 |
匿名 題から笑ってしまいました。面白かったです
|
日記 |
匿名
テンポにのってスラスラ読めたし、部屋があれで埋まっていくってのもなかなか怖い。 |
さゆり
こういう欲望も人間にはあるのですよね。凄く加虐的なシーンの連発なのに、下卑た気持がしないのは作者の筆力による所が大きいのだろうなーと思いました。面白かったです。 |
匿名
残酷なはずの話なのに、気持ち悪くなくさくさく読めました。
|
あやこ 凄く刺激的でした。ドキドキしました。
下品でなくこんな風にかける作者の才能が羨ましいです。 |
T-Ben
抜群の発想。ラストもきれいに決まっていた。 |
匿名
FCを丸ごと楽しんだで賞または、楽しませてくれたで賞を差し上げたいです。 |
アキラ
日記という構成ばかりに目が行き勝ちだけど、グイグイ引きこむ文章力を感じました。テーマ「香」をストレートに使いながらも、上手く絡めていて良かったです。 |
匿名
オチには不満ですが。 |
においの講座 |
匿名 これはものすごく悩みました。私は好きなんです。こういう落とし噺。でも、なんというのか、その、途中のつなぎが唐突です。香水の薀蓄からいきなりおならの話になったかと思うと、言葉の意味から身の話にもっていってしまうのは、いかにも強引です。
出だしは期待が持てるし、ラストは笑いました。
真ん中あたりをもう少しなめらかにつないでいただければ、迷わず入れたのですが。
…………苦悩の末の結果です…………。 |
迷路管理者
個人的な好みです。こういう話が好きです。 |
思い出せない |
匿名
香りというテーマに最も近づいている感じがしたので。少し分かりにくい文もありましたけど、ぼんやりとした輪郭が逆にいいのかな、と思いました。 |
フレンズ |
匿名
日常生活の中で語られる事件が生々しく、何もないのが幸せなのだとしみじみ思いました。どんな状況なのかいまひとつわからなかったので、もう少し描写してもらいたかったです。 |
しづむ 爽やかさが好きです。
基本的に会話のやり取りだけなのに、読んでいてとても心地よかったです。 |
つづみ 対照的な二人の登場人物によって、テンポ良い作品に仕上がっています。
香りの存在が人の心を動かすという、とても素敵なテーマの作品でした。 |
kei 今当たり前の生活をしているのが幸せ。
人の生きる理由生きる価値が
分かったような気がしました。 |
アキラ
二人の会話と、そこに流れる雰囲気作りが絶妙でした。青春小説として、とても好感が持てました。 |
終わりを迎えて |
みぃしゃ
人とのふれあいのない特別な空間が背景となっているのに、あたたかさを感じました。
発想が面白く、テンポも良くて楽しめました。 |
岩舘 野良猫
正直SFとしてこなれていない部分もあると思うが、規定の短さのなかでよくまとめたほうだと思う。 |
やみさき よく練られた設定のSFです。おもしろかったのですが、ひっかかったのが、ミルクの「香り」。それがやや無理矢理っぽくて全体を壊しているかも。
それでもかなり考えさせてくれた素材とその料理方法に敬意を表します。 |
匿名
SFのなかでもかなり上質な部類に入ると思う。なぞらえ方が丁寧だし、人類の行き着く先の悲しみ、みたいなものも感じた。 |
あやこ
良かったです。 |
のぼりん
とても巧い小説だと思った |
直徒花
ワタクシ的には、他の何よりお題を有効に使っていると思った。高い意外性を評価。 |
しづむ ラストでのテーマ「香」の効かせ方が好きです。
機械的な台詞回しなのに、温かさが胸に残りました。 |
Cool RAM 面白かったです。
自分の好みに合う作品というのは
理屈よりも素直に物語世界に入り込めるものだと思います。
それがこの作品でした。
でも、2度3度と読もうと思わない作品なんだけどね。 |
つづみ 今回のお題をうまく絡ませた作品だと思います。
作品全体の雰囲気や読みさすさという点でも優れた作品だと思います。
|
時久悠乃 Aリーグの中で一番の気に入りました。
ロボットのマームの暖かさが、なんとも言えず良かったです。 |
まあぷる
「香」の使い方の独創性と、それをSFとしてうまく纏めた手腕に一票。 |
春都
僕程度じゃスキが見当たらない。 |
サチコの愛 |
|
メッセージ |
トキオ
現代物の傑作です。ツヤのあるうまさです。よかった。 |
岩舘 野良猫
「香」と作品の内容との絡み方がしっかりしていた。 |
桂月 椋
とても巧く仕上がっている。最後の香りは一体何を巻き起こすのだろう。文章、構成ともに非常に巧い。 |
横丁当番
とても面白く読ませていただきました。男女の機微がお上手で、勉強になりました。ありがとうございます。
|
弓削部 濁 愛人と妻との戦いが本筋なのですね。そこで上手く香を中心に据えて扱っているとおもいました。愛欲のシーンとかがさっぱりしているのは、書き込めば、ワイシャツにし込む香が生きてこないからだな、とひとりで納得しました。女性作家でも濃厚な性欲のシーンを書く人がいるけれども、この作品では唯一、最終部の香の為に、他の匂いのようなものは極力避けたようで、それもたいした作者の効果を考えた計算だとおもう。
「乾いた太陽のような、若々しい香りが立ち上る。」という表現、「乾いた太陽…、」を考えながら想像しながら、「妊娠してナーバスな女なら気付くだろう。」そうか、妊娠している女はナーバスなのかと思いました。自分には子供も妊娠してくれた女性もいないので、この表現が珍しかった。
香をメッセージにしたこと自体は、考えられないことではないことだけれども、実際に小説に使われて見ると、なるほど、良い点に着目したとあらためて思わせられました。独走してますね。マイペースです。私には見送るだけということしかできなかった。 |
のぼりん
ストーリーはありふれているが、その演出力に |
時久悠乃
女の恐ろしさを見せつけられた、と言う感じ。こういう冷ややかな(?)怖さ!がたまりません |
せりか
メッセージの残し方が「いかにも」で良いなぁと。 |
えり
不倫もので香水という使い古したテーマでしたが、文章がしっかり書けていたので。 |
カモミール |
匿名
最後の部分で、玲が女、霞が男だって所にびっくりした。 |
しお なんでだろう? すごく心に残ったもので… 癒し系が良かったです。ラストのどんでん返しも暖かく感じました。好きなんです、こういう作品。
ちなみに最後まで”ヒナ子のノロイ”の迷いましたが、香りの使い方が、こちらのほうが自然だったので、投票させて頂きます。 |
匿名
登場人物の性別は、おそらく作者の方の思惑どおり間違えて読んでいました。でも、かわいらしいお話だと思いました。 |
白野田真知 初々しさと丁寧な描写に好感がもてました。
|
秋の、死の香り |
紫陽 情景と香りの繋がりで書かれたものと思います。
幾らか詩的感覚で書かれていますが、行きすぎではなく、その点は評価できました。
問題は、「秋→死」という感覚は、「月→女性」という風に、容易に結びつけられる(というよりも、決まりと言って良いほど。「冬→死」という繋がりはよく知られていますが、秋についても確かにあります)ということです。つまり、2つの対象があまりにも近すぎるため、内容そのものの力が弱くなっているのですね。
しかし、これから期待できる文章だと思いますし、一票入れさせて戴きました。 |
白霧 初め読んだ時には特に何もなかったのですが、後から気がつくと印象が残っていました。
全体的に同じ香が漂い続けているような気がしました。 |
匿名
雰囲気小説だな。確かに引き込まれた感はあるけど、こういうのは長編小説で読みたいと思った。村上春樹みたいに。 |
白野田真知
文体が割と好き。 |
春という四季の一つの中で |
|
春香終冬 |
さゆり ほのぼのしました。
ガミガミお爺さんもいいな。
この頃みんな、変に物分りが良くなりすぎだから。母親の態度も好感が持てました。メッセージもしっかり感じることが出来ました。とても良かったです。 |
風月
題名もセンスあるし、ほのぼのとした雰囲気の家族像がテーマの“香”を上手に際立たせてると思います。 |
ひじりあや
ほのぼのとしていて良かったです。55作品で一番安心して読めました。 |
匿名 内容も良かったけど、タイトルが抜群にいい雰囲気を出していて良かったです。こういうセンスはないので羨ましいですね
|
T-Ben
タイトルからして完璧。何も言うことがないくらい素晴らしい出来映えの作品。 |
Cool RAM 良かったです。
ほのぼの感が良く出ていました。 |
しお
上手すぎます。筆力は全作品中、最高だと思いました。個人的にはプロにも引けを取らないかと。 |
COCO
(作者の方の意図と違うかもしれませんが)児童向けとして読みたい。子供を本好きにするような魅力があると思います。 |
匿名
良かったです。 |
KOZY
文章のうまさと結末の清々しさではこれでしょうか。 |
白霧 とても雰囲気が素敵です。好感を持って読めました。
|
ヒナ子のノロイ |
トキオ
自作です。勘違いかもしれませんが、すごくおもしろいと思ったので投票します
(恥さらし?)。 |
岩舘 野良猫
コミカルでテンポのいい展開に好感がもてた。 |
弓削部 濁 A作品群に気に入った作品が多かったのですが、あと残すのも2,3作で、もうでないだろうと思っていたら、ありましたね。タイトルに出て来るひなこという名前も呪いを漢字にしなかったところも、私の好みではなかったし、たぶん自分に気に入る作品ではないだろうと思いつつ読ませて貰いましたが、案に相違して楽しかったです。わがままっぽくて可愛い女。金城武主演の映画で金髪の中国女性(キラーに首っ丈だった)がいたけれども、その彼女をくっきり思い出しました。
突然訪れた死に対面して、ひなこは彼を呪うわけですけど、これはむしろ彼から離れなければならなかったことへの、突然の決別への怒りだったのだと思います。
彼女のわがままとも言える、幼いとも言える怒りは可愛いですよね。
決まった顛末でしたよね。ハッピーエンドには違いないみたいですし。 |
直徒花
コメディなのか何なのか。ラブと付けていいのか悪いのか。インパクトの高さは折り紙つき。 |
まう こう言っては申し訳ないですが、死神や天使がお迎えに来る話ってよく見かけますよね。でも、この死神、私のところに来るときはもうちょっとまともな死神に来て欲しいな・・・呪い殺して欲しい人がいるから(笑)
旦那のノロイも何だか知りたかったですね。と、そんな思いを込めて一票。面白かったです。 |
匿名
笑える話で好きです。主人公のキャラが立っていて、輪郭がはっきりしていていいです。香がテーマというのにはいちばん意外な設定でよかったです。 |
赤い硝子玉 |
弓削部 濁 「霧のような香水をほんの少し吹き付けた。」香水って霧のようだろうか、と表現に疑問が。もちろん意味は分かりますが。
虫愛ずる姫君というイメージがあって、こういうタイプの女の子も珍しいキャラクターだと思いますが、どこかでNSで読んだような記憶があるのですが、これは同じ作者のリメイクなのではと徐々に推理が固まってきたのですが。でもこの作品には私の以前の作品にあったような『経験そのままと経験離れ』(と言う言葉があるとしたら)むしろ経験離れの作品で、作品化により成功しています。たぶん経験の部分は片鱗といった感じではなかったのでは。あるいは作者は作品化に成功するほど消化できた逞しさと客観性のある方なのでしょう。
後半部はSF、幻想になるのですが、それがまた良かった。
そんなときってそういう幻想でも見たいような雰囲気になるのではないでしょうか。 |
匿名
柔らかい文章がいい感じです。イメージがしやすいので分かりやすくて良かったです。 |
COCO
男性の結婚へのけじめ。生きている者に必要な姿勢だと思います。 |
つづみ 香りが記憶と結びついて、人の思いに残るという素敵な作品でした。
描写も丁寧で、主人公の気持ちが良く描かれたラストのシーンは印象的でした。 |
匿名
切ない思いを味わえました。後ろ向きな話でないところが良かったです。 |
科学者は北風に悶絶 |
匿名 楽天的な話でうきうきしました。
恩人の仇を討とうとするひとに世界征服は出来ないと思うのですが、本人がそこのところに気がついていないのがなんとも可笑しいと思いました。
|
匿名
主人公が未来の世界にタイムマシンを使って来たのが面白いと思いました。ただ、科学者は世界征服をねらって見たいものなのかと言うのが疑問&面白いと思いました。 |
白霧
とにかく何か面白かったです。 |
匿名
さばさばあっさりとおもしろい文体が好きです。 |
匿名 テーマである「香」と上手く組み合わせていると思います。
文章も上手くて、解りやすかったです。 |
匿名
さらりと読ませていただいた。残るものはとくになかったけれど、なんていうか、初夏の風みたいに気持ちいい作品だった。 |
せりか 好きなんですよぅ、こういうの。
香りとはあまり関係ないですけどね。 |